システムエンジニアやプログラマーの中には、フリーランスとして独立する人も少なくありません。しかし、フリーランスになると、自分で仕事を探さなくては無収入になってしまう可能性があります。そこで自分に適した仕事を探し出し、先方と交渉して仕事を獲得するのが重要です。営業を的確にこなせなければ、例え有能でも仕事がなく成果を上げることはできません。営業が苦手な人は多く負担になりやすいですが、業務効率化のために各自工夫しているのです。基本的に自分で行わず、人に任せられる方針の代表例が2つ挙げられます。
まず1つ目が、IT業界に強いフリーランス向けのエージェントに登録し、仕事を適宜紹介してもらう方法です。自分の専門分野に詳しいエージェントに担当してもらえると、能力や興味に合った仕事を適切なタイミングで紹介してくれます。取捨選択をするのは最終的に本人ですが、候補があらかじめ絞り込まれているので探す負担が小さくて済むのが魅力です。また、契約書の書き方などを教えてもらえるサービスもあります。初めてフリーランスとして働き始める場合、特に重宝するでしょう。
そしてもう1つの方法としてしばしば挙げられるのが、配偶者や親、兄弟に仕事探しを手伝ってもらう方法です。従業員として扱うと給料を出すこともでき、経費に計上すれば節税にもなるのが魅力でしょう。特に専業主婦の配偶者に依頼したり、親や兄弟のツテを使ったりするケースが多いです。この方法は営業の効率化が図れるものの、手伝ってもらう家族がIT業界に詳しくなければならないという課題もあります。